「Amazon倉庫って体力的にきついんでしょ?」
よくそう聞かれるけど、正直に言うと――
体力的には“そこまで”でもない。
重い荷物を延々と持ち続けるわけでもないし、
動き自体はシンプル。
慣れれば身体はついてくるレベルだと思う。
ただし、別の意味でしんどい。
それは**“速さ”を求められること**。
作業は基本的に流れ作業。
ベルトコンベアのように荷物が流れてきて、
自分の担当レーンに振り分けていく。
最初は余裕がある。
「意外といけるかも」と思う。
でも――
少しでもペースが落ちると、
荷物がどんどん溜まってくる。
そして限界に達すると、
ブザーが鳴る。
レーンが止まる。
この瞬間、空気が変わる。
「やばい、詰まらせた…」
周りの視線が気になるわけじゃないのに、
なぜか焦る。
とにかく焦る。
この“プレッシャー”が、正直一番きつい。
体じゃなくて、メンタルにくる仕事。
慣れていないうちは、
「また止めたらどうしよう」と考えてしまい、
余計にミスしたり、手が遅くなる。
完全に悪循環。
でも、不思議なこともある。
ある程度慣れてきて、
何も考えずに手を動かせるようになると――
時間が一気に速くなる。
無我夢中で荷物をさばいていると、
気づいたら休憩時間。
気づいたら終業時間。
「あれ、もう終わり?」ってなる。
まとめると、この仕事はこんな感じ。
- 体力的にはそこまできつくない
- でもスピードはかなり求められる
- 詰まるとブザーでプレッシャーが来る
- 慣れるまでは精神的にきつい
- ただし慣れると時間が爆速で過ぎる
向いている人は、
「単純作業に没頭できる人」。
逆に、
プレッシャーに弱い人や
マイペースにやりたい人には少しきついかもしれない。
楽な仕事ではないけど、
“ハマる人はハマる”。
そんな現場だった。